2011年5月14日に訪れた山元町で見て感じたことは、家族の絆、友情、仲間と共に生きること。ずっと前から知っていたことで、当たり前のことだけど、普段は忘れてしまいそうな日常の中にある幸せ。心の中に見つけた宝石のようなきらめき。自然が見せる様々な顔と対峙して生きてこられた町の人たちだからこそ、災害に対してもなにか謙虚な物腰すら感じてしまう。言葉では語り尽くせない程の悲しみを体験された方々のいろいろなお話を伺ったけど、ずっと一緒に話しているうちに、いつしか会話は笑顔につつまれていた。「始まりの写真」は、こうして、私にとっても「始まり」の写真となったのです。泣きながら生まれてくる赤ちゃんが、皆を笑顔にしてしまうように、「始まりの写真」は笑顔とともに始まったのです。
「始まりの写真」プロジェクトでは、インターネット上に写真を保存することによって、
いつでも皆様の写真を取り出せるという状態を目指して参ります。
不都合のある方は、お申し出下さい。
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