<2011.9.11.>
「始まりの写真」プロジェクトの原点の地となった、宮城県山元町にて震災6ヶ月の鎮魂・復幸・支援感謝のイベントとして催された、「子どもと大人とみんなで遊び隊」にて撮影を行ってきました。
避難所として使用されていた山下中学校が開放されて、全国から駆けつけた支援ブースや、地元中高生によるボランティアブース、音楽ライブ等で、賑わいました。
「始まりの写真」プロジェクト 撮影中。
子供達の太鼓の音とともにイベントが始まりました。
巨大パエリア出現。
Jリーガーとサッカーを楽しみました。
山下中出身の歌手、大竹佑季が出演。地元ファンを前に母校に歌声を響かせました。
屋外には、全国各地から駆けつけた炊き出しボランティアのブースが多数出店しました。
3月11日、震災が起こった時刻に合わせて、一同で黙祷。
イベント終了後、山元町滞在中、お世話になっていた君代おばあちゃんのお宅に立ち寄るとご親戚一家が集合されていました。
この震災で、ご家族にも様々な悲しいことがありました。君代おばあちゃんには、まだ悲しみもさめやらぬ5月に初めて山元町を訪れた際に、おばあちゃんの親友であるのぶさんとともに、私に「始まりの写真」プロジェクトを始める勇気を与えてくれました。
末永いご家族の繁栄と絆に「始まりの写真」をプレゼントさせて頂きました。
おそらく、このようにこの日、ご親戚や家族で久しぶりに集まったご家庭はあったのではないでしょうか。
「子どもと大人とみんなで遊びたい」これは、今、被災地で暮らすみなさんの願いの一つかもしれません。このイベントをきっかけとして、家族の絆を確かめ合い、子供達と笑顔を共有出来る夢のようなひと時。この幸せを多くの人々が感じられる世の中になるよう心から願ってやみません。
「始まりの写真」プロジェクトでは、インターネット上に写真を保存することによって、
いつでも皆様の写真を取り出せるという状態を目指して参ります。
不都合のある方は、お申し出下さい。